2019年01月04日

天才と凡才の狭間

 「蝶の谷」という拙作(合唱曲)がある。 You tubeで見た ☆以前はミクでも採り上げられた。現在小学校の合唱団が歌っている動画がアップされている。これが感心するくらい上手い!作曲家はいい演奏をしていただくと天才ではないか!と感動し、下手な演奏では凡才を披瀝したようで書いたことを悔やむモノだ ☆作詞家の「名村
 宏」先生の作品だ。亡くなられた奥様が名村先生の作品を何百回も口ずさんでおられた・・・ご本人の誕生日、缶ビールとつまみをテーブルに用意して、美味しく飲むためにお風呂に入った。そのママ亡くなられた ☆「蝶の谷はどこにあるんですか?」子どもの質問に「誰も知らない 冬の谷間に」あるんだよ・・・子どもが歌い上げる時、創り手のドラマも映し出される。
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年01月02日

謹賀新年

 あけましておめでとうございます。本ページにご訪問下さった人びとのご多幸をお祈りします ☆お正月は珍しく自作の演歌を You tube で聴いて過ごしました。美空ひばりの「昭和ながれ花」「ふる里は遠い空」のカップリングです。神宮司 聖の作曲ですが私のペンネームです。演歌の作曲に相応しいと高僧が発売当時命名下さったのですが、しかし全然売れませんでした。巨人の江川事件があった年の発売です。ひばりさんの苦難の年でもありました ☆ヒットしなかった曲にはそれなりの意味があります。甘んじて受け入れますが、古くさく感じても私の歌のソースであり、ひばりさんの歌唱も加わり私の大好きな歌です! ☆昭和も遠くなり、やがて平成も遠くなるでしょう。私の歌など忘れ去られることは明白ですが、でもこの二作品は私の生命の響きと輝きがあるのです!
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年12月30日

コーダから新次元へ

 今年も暮れて行きます ☆作曲家団体での音楽教育プログラムの代表も卒業です。音楽づくりワークショップを30年近く実施してきました。01年には「現代音楽教育プログラム研究部会」を日本現代音楽協会内に設置して、作曲家の仲間も学校の音楽の先生がたと共同で活動して参りました。そこから多くの人財や手だてが育って行きました ☆最後まで私が頑張ることも大切ですが、時代は動いて行きます。次世代の人びとの活動を期待しながらサポートが必要な所はさせていただく役の方がいいと思いました ☆大学の教員も卒業。文化事業の推進役も卒業。そして作曲家団体のご意見番も卒業の、年の暮れです。新年に本ブログにご訪問される人びとのご多幸をお祈りしています。
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 20:32| ドキュメント

2018年12月03日

音楽づくりの作曲家

 音楽づくりと作曲は似ているようで違う ☆作曲家は無数の音の中からコンセプトに従って音を固定していく。もちろん再現では表現として固定された音たちが常に新たな装いで、明確なコンセプトの上に蘇ることができる
☆音楽づくりは作曲の方法を使いながらも、作曲者が固定(指定)した音から、つくり合う、演奏し合う人びとによって解き放たれていく。作曲という概念を拡げるのがそれだ。ということは作曲とは真逆の方向にある。だから作曲家は音楽がどのようにつくられ、音楽としてまとめられるかは知っていても、参加者が自在に音を組み合わせて音楽にしていくことには、許し難いものがある。作曲家が他の追従を許さない音楽を持っている人ほど、寛容に見守ることが出来ないことがそこにはある。
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 22:30| 日記

2018年12月02日

子どもの創造

 「みんなでつくるコンチェルト(坪能克裕作曲)」の初演が11月30日(金)、東京オペラシティ・リサイタルホールで行われた。尾山台小学校音楽クラブ児童がトーンチャイムを手にして、考え、つくり、表現した音楽を、作曲家・ハープの演奏家・音楽教師、そして目に障害のある人びとも加わり、サポートし合いながら発表したものである ☆子どもの耳は優れていて、聴き合いながら新たな表現を即座に展開させる力を持っている・・・しかし、余りにも優れていると「基は子どもが考え、つくり、表現した音楽を大人が支えただけです」という、本当の事が通らなくなる。大人や教師がつくって、子どもにやらせたのだ、と考えることで納得するからだ ☆以前、東横学園小学校の児童が、吹奏楽の演奏会に、サントリーホールで「吹奏楽の新次元」という作品を発表した時もそうだった。満足に音が出ない楽器を手に、楽器から声を出し、手拍子やコーラスを加えて、自分たちが考え、つくった音楽は、満席の聴衆を唸らせる力が合ったが、子どもがあそびながら楽しんでつくったとは誰も考えず「あんな難しい事を子どもに教えて!」と非難囂々の意見もあった ☆子どもの創造力、音楽づくりの最前線がそこにはあったが、私の次の世代が拡げてくれることを期待しながら、ひとつの時代の区切りがついたように感じた。
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 17:07| 日記

2018年11月02日

みんでつくる、その問題

 「みんなでつくる」というタイトルの音楽が私には多い。みんなでつくる良さと、問題がそこにはある ☆作品のコンセプトは重要だ。そこの提示やその後の音楽に対する関与もある。だから私も参加の音楽だという意味は大きい。そして音楽はつくる人や演奏する人、聴き合う人びと全ての人びとと共有するものだから、民族音楽の原点にもある通り、音楽そのものの楽しみが共有出来る。音楽を表現するだけではない人びとの音楽参加へのプロデュースとしての意味は大きい ☆目立たない点は、幾ら仕掛けて、音楽が大きな共感を呼んでも「誰のモノ?」となる。創作コンセプトへの評価は誰の目にも留まらない。故にみんなでつくる「シンフォニー」や「コンチェルト」が多数生まれても「みんながつくった音楽」でしょ!ということになり、著作権の対象としても問題が残る ☆ソンな創作参加かもしれない。素晴らしい音楽の瞬間はみんなのモノだから、音楽の専門家は要らないかもしれない。しかし誰にも評価されないが、いい音楽づくりには専門家のサポートがあった方がいい・・・世の評価の外にいる、名誉やお金にもならない、でも音楽する社会の全体を音楽でプロデュースすることに「めげない・ぶれない・あきらめない」。
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 15:11| 日記

2018年11月01日

みんなでつくるコンチェルト

 トーンチャイムとハープによる「コンチェルト」が今月30日(金)、東京オペラシティ・リサイタルホールで初演される ☆作品は拙作名になっているが、参加者全員でつくり演奏する音楽になっている。子どもは東京・世田谷区立尾山台小学校音楽クラブで、大人・一般は東京都の小学校の音楽の先生や視覚障がいのある人を含み、そこにハープの演奏家が加わった約30名の参加者である ☆「子どものつくった音楽」という一般的な表記のほとんどは、大人が枠をつくり体裁を整えたものだ。しかしこの音楽は、子どもが考えつくり表現することを、大人がサポートしてして同じ目線でまとめていく音楽になっている。そのための「音楽づくり」は、子ども同士で一回、大人同志で一回、合同で一回のみのワークショップで本番を迎える ☆日本現代音楽協会主催のアンデパンダン展だから有料演奏会になっている。子どものつくった音楽とバカにしたものではない。プロがサポートすると、その音楽はプロの作曲家の音楽に遜色のない世界を聴くことができる。入場券は完売だ。多くの人びとが楽しみにしてくださっている。
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 09:48| 日記

2018年09月10日

ハープ コンチェルト

 音楽づくりで生まれた作品を公開演奏する予定です ☆11月30日(金)18:30〜東京オペラシティ・リサイタルホール。出演は世田谷区立尾山台小学校音楽クラブ児童、音楽づくりのなかま(トーンチャイム)、ハープ=鈴木真希子の約 30名の演奏です。音楽づくりのなかまには、小学校の先生がた、視覚障がいのある一般のひと、学生などの混成チームです ☆作曲家はモードと音楽をつくって行く構造を提示します。子どもたちはそのモードを使って音楽をつくって行きます。大人はそれをサポートします。プロの演奏家(ハープ)は作曲家が書いた基譜と子どもたちのつくった音楽とを聴きながら即興で紡いで行きます・・・ ☆日本現代音楽協会主催の「アンデパンダン展」2夜の有料演奏会、その冒頭での披露です。私は「童楽」など四半世紀以上子どもとの協創を続けて来ました。ひとまとめと一区切りです。後は後輩の有志が創造的な活動を継続させてくれることと思っています。
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 09:00| 日記

2018年08月02日

園田・加納賞

 文教大学は、多くの人びとが卒業後学校の教員になることでも有名だ。もちろん他の職業に就く人もいるが“作曲家”になる人はいなかった ☆音楽専修を卒業した「坂口野花(やか)」さんが卒業作品の時だけでなく、卒業後も私のところに尋ねてくださって、その後独立して舞台音楽のお仕事を始めてから三十年以上の月日が経っていた ☆この度、日本舞台音響家協会より舞台芸術の作曲で素晴らしい成果を上げた功績で「岡田・加納賞」をいただいた。私なりに指導助言のお手伝いをして、しかし実際は何も音楽に関することを教えなかった人の一人だが、その仲間で初めてご褒美をいただいた。我がことの様に嬉しかった。後輩を自慢するってホント嬉しい!どこかで彼女の音楽をみんなで(芝居と共に)見聞していただきたいと願っている。
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ドキュメント

2018年07月01日

リニューアルに向けて

 今年の三月で一度ブログを閉めました。私がブログを通して発信する社会的な役目を終えたと思ったからです
☆個人的な意見だけではなく、現代音楽を通した公益性のある社会的な活動の継続を鑑みて、私や仲間・チームのためにも私がもう少し本ブログから発信する必要があるため、今夏リニューアルして数年でも継続させていただくことにいたしました ☆ただ今準備中です
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 23:19| 日記