2016年06月01日

真っ黒総譜

 現代音楽の総譜(スコア)は細かくてギッシリ、真っ黒に書かれているものが多い。特にコンクールになると、熱意の象徴のように真っ黒だ ☆ゴチャゴチャした音がグチャグチャ鳴っている、と読むと大体そんな音がする。五線紙が目立つ、つまり音譜が少ないといい音がしないように思っている人が多い ☆その真っ白な楽譜を記す代表は、亡くなられた「若松正司」さんだった。音譜を何処に書いてあるのかビックリするほど少ない。ところがオーケストラが鳴り出すと、素晴らしいアレンジの音がした。確かに必要な音が最小にして最大の効果が上がるように書かれていた ☆私の図形楽譜も「即興」と演奏者の「創造」に負えるように記されている。書かれたことが少ないと大体心配になり、不安が募り、不満が出る。或いは「みんな私がやってあげたの」という自分の創作を主張する人もいる。難しい話だが、最小にして最大の表現が出来るということは、創作の神髄だろう。
posted by Dr.ひ〜ろ〜(坪能克裕) at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 作曲